6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.52ポイント（0.13％）高の3373.38ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを次ぐ流れ。当局の市場支援スタンスが引き続き好感されている。上場企業の自社株買いを支援するために導入された融資制度について、中国当局が見直しを行ったもよう――と伝わった。経済対策の期待も根強い。11〜12日の開催が報じられた中央経済工作会議を前に、今週末〜来週初めにも中央政治局会議が開かれる見通しだ。もっとも、会議の内容を見極めたいとするムードもあり、上値は限定されている。
　主要銘柄の値上がり率は、青島ビール(600600/SH）が2.7％、無錫薬明康徳新薬開発（603259/SH）が2.4％、曙光信息産業（603019/SH）が1.5％、新華人寿保険（601336/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント（0.07％）高の277.36ポイント、深センB株指数が0.70ポイント（0.06％）安の1222.45ポイントで推移している。



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