2024/12/19 10:57
本土株:上海総合は0.7%安で反落、深センB株は0.5%安
19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比21.90ポイント(0.65%)安の3360.31ポイントと反落している。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金利の急上昇や、人民元安の進行が嫌気された。昨夜まで開催(日本時間)のFOMCでは予想通り0.25%利下げを決定したが、2025年の利下げ回数見通しを従来の4回から2回に修正。米債券市場では米10年債利回りが急上昇し、今年5月30日以来の水準に達している。中国人民銀行(中央銀行)は19日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向へと設定。19日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年11月上旬以来の低水準で推移している。ただ、下値は限定的。11月の中国経済統計が弱い内容となる中、当局は景気支援の動きを強めるとの見方が相場を支えている。エコノミストからは、中国政府は近く金融緩和策を打ち出す見通しとの声も聞かれた。
主要銘柄の値下がり率は、永輝超市(601933/SH)が5.2%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.3%、上海汽車集団(600104/SH)が2.0%、新華人寿保険(601336/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.72ポイント(0.63%)安の270.15ポイント、深センB株指数が5.49ポイント(0.45%)安の1221.23ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金利の急上昇や、人民元安の進行が嫌気された。昨夜まで開催(日本時間)のFOMCでは予想通り0.25%利下げを決定したが、2025年の利下げ回数見通しを従来の4回から2回に修正。米債券市場では米10年債利回りが急上昇し、今年5月30日以来の水準に達している。中国人民銀行(中央銀行)は19日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向へと設定。19日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年11月上旬以来の低水準で推移している。ただ、下値は限定的。11月の中国経済統計が弱い内容となる中、当局は景気支援の動きを強めるとの見方が相場を支えている。エコノミストからは、中国政府は近く金融緩和策を打ち出す見通しとの声も聞かれた。
主要銘柄の値下がり率は、永輝超市(601933/SH)が5.2%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.3%、上海汽車集団(600104/SH)が2.0%、新華人寿保険(601336/SH)が1.6%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.72ポイント(0.63%)安の270.15ポイント、深センB株指数が5.49ポイント(0.45%)安の1221.23ポイントで推移している。
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