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2024/12/11 10:44

反発、ハンセンは114ポイント高 無料記事

ハンセン指数           20425.29 +114.01 +0.56%
中国本土株指数(旧H株指数) 7357.53 +51.37 +0.70%
H科技(テック)指数       4619.87 +27.93 +0.61%

 11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう11日から12日まで、翌年の経済政策方針を議論する「中央経済工作会議」が開催されるもようだ。9日に開催された中央政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針を確認。政治局会議の決定を踏まえ、中央経済工作会議では一段の経済政策が打ち出されるとの観測もある。前日は短期的な過熱感が意識され、指数は高寄り後に失速したが、政策期待が改めて高まった格好だ。
 もっとも、経済工作会議の内容を見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。そのほか、米中の指標発表も気がかりだ。米国では金融政策に影響する11月の消費者物価指数(CPI)が今夜、同月の生産者物価指数(PPI)があす12日に公表される。中国では16日に11月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が発表される予定だ。
 主要銘柄の値上がり率は、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル):285/HK)が3.1%、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が2.9%、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ:2899/HK)が1.9%、聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が1.9%、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール:291/HK)が1.9%など。


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