ハンセン指数 　 　 　　　　　　19735.93 -129.92 -0.65％
中国本土株指数（旧H株指数） 7092.11 -44.44 -0.62％
H科技（テック）指数 　　　　　 4444.49 -20.16 -0.45％

　週明け9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。中国指標の発表が気がかり材料となる流れ。今週から来週にかけ、11月の各種経済統計の公表が集中する。あす10日に貿易、16日に小売売上高や鉱工業生産など。また金融も15日までに予定されている。また、ハンセン指数は先週末、約1カ月ぶりの高値水準を回復したとあって、利食い売り圧力も意識された。
　朝方発表された物価統計に関しては、消費者物価指数（CPI）の上昇率が前年同月比プラス0.2％（予想はプラス0.4％）、生産者物価指数（PPI）がマイナス2.5％（同マイナス2.8％）で着地した。まちまちの内容となり、相場に対する影響は限定されている。
　主要銘柄の値下がり率は、快手科技(クアイショウ・テクノロジー：1024/HK)が3.0％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が2.5％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が1.9％、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム：6690/HK)が1.8％、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール：291/HK)が1.7％など。
　快手科技は本日付けで、ハンセン指数の構成銘柄に新規組み入れされている。ほか、新規組み入れ銘柄では、民営教育サービス業者の新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ：9901/HK)が1.0％安で推移している。


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