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2024/12/02 10:58

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株は0.2%高 無料記事

 週明け2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.42ポイント(0.13%)高の3330.87ポイントと続伸している。
 追加経済対策の期待感が持続する流れ。今月開催される「中央経済工作会議」に関しては、政府顧問が2025年の経済成長目標を「5.0%前後」に維持するよう求めたと報じられている。中国経済の回復遅れが指摘される中、当局は金融・財政政策を強化する見通しだ。中国の景況感改善もプラス。週末に公表された国家統計局などによる11月の景況感指数に関しては、製造業PMIが50.3に上向き、市場予想(50.2)も上回った。非製造業PMIは予想(50.3)を下回る50.0という結果だったが、景況判断の境目となる50を上回っていることもあり、一部のエコノミストは、中国経済に回復の兆しが表れつつあると分析している。ただ、上値は重い。通商問題を巡る米中対立の激化懸念がくすぶっている。
 主要銘柄の値上がり率は、永輝超市(601933/SH)が9.9%、緑地HD(600606/SH)が3.9%、中国中車(601766/SH)が3.9%、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.6%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.58ポイント(0.21%)高の277.35ポイント、深センB株指数が1.52ポイント(0.13%)安の1209.52ポイントで推移している。


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