1日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.35ポイント（0.19％）高の3286.18ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。前日発表された10月の製造業PMIは市場予想（49.9）を上回る50.1となり、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに超えた。非製造業PMIは50.2となり、予想（50.3）には届かなかったが、前月（50.0）を上回っている。経済対策の期待感も持続。11月4〜8日に開催される全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会の第12回会議では、大型財政政策が決定されるとの観測が強まっている。ただ、上値は限定的。米半導体株安や、対外関係の悪化などが投資家心理の重しだ。
　主要銘柄の値上がり率は、四川長虹電器（600839/SH）が6.4％、三六零安全科技（601360/SH）が5.9％、中遠海運HD（601919/SH）が2.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.7％、中国中車（601766/SH）が1.6％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント（0.25％）安の277.01ポイント、深センB株指数が0.03ポイント（0.00％）高の1236.73ポイントで推移している。


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