2024/11/07 10:57
本土株:上海総合は0.3%安で続落、上海B株は0.4%安
7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.40ポイント(0.28%)安の3374.41ポイントと続落している。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米大統領選でトランプ前大統領が勝利する中、同氏が掲げる関税政策に対する警戒感が強まっている。トランプ氏の公約では、中国からの輸入品に一律60%超の関税をかけ、そのほかの国からの輸入品にも10〜20%の関税を課す。貿易戦争に発展する可能性も危惧される状況だ。
ただ、下値は限定的。中国経済対策に対する期待感が高まっている。4日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議に関しては、最終日(8日)に国営メディアが詳細を報じる予定。6兆〜10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの見方だが、対中強硬派のトランプ政権が誕生することで、市場関係者からは、より規模の大きい財政出動が決まる可能性も指摘された。
主要銘柄の値下がり率は、中信建投証券(601066/SH)が3.8%、通威(600438/SH)が3.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.5%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.5%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.13ポイント(0.40%)安の281.54ポイント、深センB株指数が3.39ポイント(0.27%)安の1259.61ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米大統領選でトランプ前大統領が勝利する中、同氏が掲げる関税政策に対する警戒感が強まっている。トランプ氏の公約では、中国からの輸入品に一律60%超の関税をかけ、そのほかの国からの輸入品にも10〜20%の関税を課す。貿易戦争に発展する可能性も危惧される状況だ。
ただ、下値は限定的。中国経済対策に対する期待感が高まっている。4日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議に関しては、最終日(8日)に国営メディアが詳細を報じる予定。6兆〜10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの見方だが、対中強硬派のトランプ政権が誕生することで、市場関係者からは、より規模の大きい財政出動が決まる可能性も指摘された。
主要銘柄の値下がり率は、中信建投証券(601066/SH)が3.8%、通威(600438/SH)が3.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.5%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.5%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.13ポイント(0.40%)安の281.54ポイント、深センB株指数が3.39ポイント(0.27%)安の1259.61ポイントで推移している。
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