ハンセン指数 　 　 　　　　　　19471.69 +48.08 +0.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 6960.51 +13.83 +0.20％
H科技（テック）指数 　　　　　 4372.20 +18.66 +0.43％

　週明け2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。前週末の好地合いを次ぐ流れ。中国の追加経済対策に対する期待感が持続している。中国の景況感改善もプラス。週末に公表された国家統計局などによる11月の景況感指数に関しては、製造業PMIが50.3に上向き、市場予想（50.2）も上回った。非製造業PMIは予想（50.3）を下回る50.0という結果だったが、景況判断の境目となる50を上回っていることもあり、一部のエコノミストは、中国経済に回復の兆しが表れつつあると分析している。また、米10年債利回りの低下を手がかりに、先週末のNYダウが史上最高値を更新したことも好感された。ただ、上値は重い。通商問題を巡る米中対立の激化懸念がくすぶっている。
　主要銘柄の値上がり率は、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル)：285/HK)が7.5％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が5.6％、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ)：2382/HK)が3.4％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.1％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が3.1％など。


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