15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.66ポイント（0.08％）安の3377.18ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。トランプ次期米大統領の政権では、重要なポストに対中強硬派が就任する見通しで、対中圧力が強まると懸念されている。指標発表も気がかり。中国ではきょう15日（日本時間11時ごろ）、10月の各種統計（小売売上高や鉱工業生産など）が集中して発表される。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。
　主要銘柄の値下がり率は、中国衛通（601698/SH）が7.5％、上海電気集団（601727/SH）が5.1％、聞泰科技（600745/SH）が1.5％、薬明康徳（603259/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.41ポイント（0.15％）高の277.08ポイント、深センB株指数が3.05ポイント（0.24％）安の1259.71ポイントで推移している。


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