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2024/12/20 10:56

本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株は0.2%安 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.13ポイント(0.09%)安の3366.90ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを次ぐ流れ。米長期金利の上昇が嫌気されている。昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、一時、約7カ月ぶりの高水準を付けた。米金融当局が2025年利下げペースの鈍化見通しを示す中、足元ではインフレの警戒感も高まっている。人民元安の進行も警戒。米中金利差を背景に、足元では対米ドルの人民元相場が約13カ月ぶりの元安水準で推移している。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が支えだ。
 なお、朝方公表された実質的な政策金利となる12月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、年内に預金準備率が引き下げられるとの期待は続いている。
 主要銘柄の値下がり率は、陝西煤業(601225/SH)が2.5%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.2%、三一重工(600031/SH)が1.2%、万華化学集団(600309/SH)が1.0%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.40ポイント(0.15%)安の272.21ポイント、深センB株指数が0.24ポイント(0.02%)安の1221.36ポイントで推移している。


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