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2024/12/17 10:42

続落、ハンセンは92ポイント安 無料記事

ハンセン指数           19703.72 -91.77 -0.46%
中国本土株指数(旧H株指数) 7112.42 -20.27 -0.28%
H科技(テック)指数       4398.50 -16.20 -0.37%

 17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金融政策や中国景気の不透明感が重しだ。17〜18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げは確実視されているが、2025年1月会合以降は据え置かれるとの懸念もくすぶっている。16日までに公表された中国経済統計では、鉱工業生産は伸びが加速したものの、小売は予想外の減速。金融統計も予想を下回り、1〜11月の不動産開発投資はマイナスが拡大した。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。金融緩和の期待が根強い。預金準備率や政策金利の引き下げ観測を受け、中国の10年債利回りは過去最低水準で推移している。
 主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が2.6%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.4%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.4%、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC:1876/HK)が2.1%%など。


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