22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.01ポイント（0.06％）安の3368.40ポイントと4日ぶりに反落している。
　人民元安の進行が懸念される流れ。22日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元相場が7月下旬以来の元安水準で推移している。米国の対中圧力や、ウクライナとロシアの戦闘激化も不安材料として意識された。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が持続している。
　主要銘柄の値下がり率は、東方証券（600958/SH）が3.5％、四川長虹電器（600839/SH）が3.1％、中国衛通（601698/SH）が2.6％、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が2.4％、通威（600438/SH）が1.8％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.46ポイント（0.16％）安の279.38ポイント、深センB株指数が1.44ポイント（0.11％）安の1252.31ポイントで推移している。


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