ハンセン指数 　 　 　　　　　　20145.06 +46.77 +0.23％
中国本土株指数（旧H株指数） 7323.34 +19.42 +0.27％
H科技（テック）指数 　　　　　 4548.10 +40.45 +0.90％

　連休明け27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。外電は24日、消息筋情報として、「中国当局は2025年に3兆人民元（約64兆6000億円）の特別国債を発行することを決定したもよう」と報じた。発行規模は今年の1兆人民元から大幅に拡大し、過去最大規模となる。また、中国の国務院（内閣に相当）は25日、「地方専項債」（公益事業向け資金調達を行う特別地方債）の投資対象について、これまでの交通インフラに加え、IT、新素材、デジタル経済、低空経済など新興産業のインフラも追加すると表明。関連銘柄に買いが先行した。寄り付き直後に公表された11月の工業企業利益については、前年同月比7.3％減と4カ月連続のマイナス成長となったが、減少率は9月の27.1％、10月の10.0％から縮小が続いている。
　主要銘柄の値上がり率は、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が4.1％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が4.1％、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル)：285/HK)が3.7％、小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)が3.5％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が2.9％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。