12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.27ポイント（0.24％）高の3478.33ポイントと続伸している。
　追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会が打ち出した経済政策は新味に欠けるものだったが、市場関係者の間からは、米国の対中圧力が高まっていることを背景に、当局は金融緩和や内需刺激に向けた対策を強化するとの声も聞かれている。
　主要銘柄の値上がり率は、上海汽車集団（600104/SH）が6.6％、恒生電子（600570/SH）が6.4％、海爾智家（600690/SH）が3.2％、隆基緑能科技（601012/SH）が2.9％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント（0.13％）安の280.34ポイント、深センB株指数が17.00ポイント（1.32％）高の1301.54ポイントで推移している。


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