ハンセン指数 　 　 　　　　　　19889.86 +169.16 +0.86％
中国本土株指数（旧H株指数） 7202.77 +58.89 +0.82％
H科技（テック）指数 　　　　　 4480.69 +36.50 +0.82％

　週明け23日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。米長期金利の上昇一服が買い安心感を誘う流れ。20日の米債券市場では、インフレ指標の伸び鈍化を手がかりに、上昇が続いた米10年債利回りが低下に転じている。米連邦準備理事会（FRB）が金融政策で重要視する11月の米個人消費支出（PCE）コア指数（食品とエネルギーを除く）は前月比0.1％増にとどまり（予想は0.2％増）、5月以来の低い水準。FRBの2025年利下げペースが鈍化するとの過度な警戒感もひとまず薄らいでいる。また、中国国内に新規材料は乏しいが、金融緩和の期待が根強いことも支えだ。
　主要銘柄の値上がり率は、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が3.4％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が2.8％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.3％、新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ：9901/HK)が2.3％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.0％など。


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