ハンセン指数 　 　 　　　　　　23356.48 +322.46 +1.40％
中国本土株指数（旧H株指数） 8604.37 +105.18 +1.24％
H科技（テック）指数 　　　　　 5774.67 +75.85 +1.33％

　26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。米長期金利の低下が相場を支える流れ。昨夜の米債券市場では、米利下げ観測が再び強まり、米10年債利回りが大幅に低下し、一時、約2カ月半ぶりの低い水準を付けている。また、各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の開幕を来週（3月5日）に控え、中国の政策に対する期待感が高まっていることもプラスだ。消費促進に向けた対策や、テック産業の支援策が打ち出されるとの観測もある。
　個別では、ビールメーカー大手の百威亜太HD（バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC：1876/HK）が8.4％高。同社の通期決算は15％減益とさえなかったものの、期末配当の増額方針を示したことなどが好感されている。ほか、主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が3.8％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が3.4％、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が2.9％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.8％など。


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