2025/02/27 16:48
中国大引:上海総合0.2%高で続伸、消費関連に買い 
27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比7.85ポイント(0.23%)高の3388.06ポイントと小幅ながら続伸した。年初来高値を更新している。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、食品飲料や酒造、小売など消費関連の上げが目立つ。内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.8%高、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.9%高、東鵬飲料集団(605499/SH)が1.4%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.7%高、貴州茅台酒(600519/SH)が1.8%高、三江購物(601116/SH)が5.0%高、永輝超市(601933/SH)が3.1%高で引けた。
銀行株もしっかり。上海銀行(601229/SH)が2.8%、興業銀行(601166/SH)と江蘇銀行(600919/SH)がそろって2.3%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、重慶農村商業銀行(601077/SH)が1.3%ずつ上昇した。不動産株、医薬株、空運株、エネルギー株なども買われている。
半面、ハイテク株は急落。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が9.2%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.6%安、モバイル端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が3.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.3%安で取引を終えている。テック産業の支援策や、AI産業の拡大見通しなどで、このところ株価が急伸していた。通信ネットワーク株、軍事関連株、素材株、公益株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)安の263.24ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.10%)安の1219.29ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、食品飲料や酒造、小売など消費関連の上げが目立つ。内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.8%高、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.9%高、東鵬飲料集団(605499/SH)が1.4%高、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.7%高、貴州茅台酒(600519/SH)が1.8%高、三江購物(601116/SH)が5.0%高、永輝超市(601933/SH)が3.1%高で引けた。
銀行株もしっかり。上海銀行(601229/SH)が2.8%、興業銀行(601166/SH)と江蘇銀行(600919/SH)がそろって2.3%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、重慶農村商業銀行(601077/SH)が1.3%ずつ上昇した。不動産株、医薬株、空運株、エネルギー株なども買われている。
半面、ハイテク株は急落。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が9.2%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.6%安、モバイル端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が3.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.3%安で取引を終えている。テック産業の支援策や、AI産業の拡大見通しなどで、このところ株価が急伸していた。通信ネットワーク株、軍事関連株、素材株、公益株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)安の263.24ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.10%)安の1219.29ポイントで終了した。
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