ハンセン指数 　 　 　　　　　　23928.15 +140.22 +0.59％
中国本土株指数（旧H株指数） 8842.29 +49.40 +0.56％
H科技（テック）指数 　　　　　 6030.33 +76.54 +1.29％

　27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。前日の好地合いを次ぐ流れ。各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が来週3月5日に開幕するとあって、中国の経済対策に対する期待が高まっている。また、注目されていた半導体大手エヌビディアの2024年11月〜25年1月期決算が市場予想を上回り、25年2〜4月期の売上高見通しも予想を上回ったことも買い安心感につながった。
　本土マネーの流入もプラス。中国本土・香港間の株式相互取引（ストックコネクト）を通じた取引では、香港株が連日で買い越しとなっている。ただ、上値は限定的。米関税政策の不透明感がくすぶっているほか、このところの上昇基調を受けて売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK)が5.8％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が5.0％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が5.0％、比亜迪(BYD：1211/HK)が3.9％、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル)：285/HK)が3.1％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。