/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2025/02/05 10:57 NEW!!

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.04%高 無料記事

 春節(旧正月)休場明け5日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.11ポイント(0.28%)安の3241.49ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中の通商問題が気がかりだ。トランプ米政権は4日、予定通り中国からの輸入品に10%の追加関税を発動し、中国側はそれにあわせ報復措置を打ち出している。内容は想定内との声が聞かれるものの、米中首脳は近く、通商問題などについて電話会談するとの見通しが伝わり、結果を見極めたいとするスタンスも漂った。
 個別では、自動車メーカーの賽力斯集団(SERES:601127/SH)が4.9%安。同社は4日、2025年1月の新エネルギー自動車(NEV)販売台数が前年同月比51.4%減の1万7906台に縮小したと報告した。マイナス成長は2カ月連続となっている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が7.0%、海爾智家(600690/SH)が2.9%、中国神華能源(601088/SH)が2.0%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.18%)高の265.41ポイント、深センB株指数が0.48ポイント(0.04%)高の1201.83ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース