2025/02/12 13:33
香港前場:ハンセン1.6%高で反発、上海総合は0.01%下落 
12日前場の香港マーケットは、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比331.94ポイント(1.56%)高の21626.80ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が118.54ポイント(1.51%)高の7961.26ポイントと反発した。売買代金は1517億6640万香港ドルに拡大している(11日前場は1227億4170万香港ドル)。
中国ハイテク産業の成長期待が相場を押し上げる流れ。米アップルは阿里巴巴集団HD(アリババ9988/HK)と提携し、中国で販売するiPhoneの利用者向けに人工知能(AI)機能を搭載すると報じられた。ほか、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が公表した10〜12月期決算は純利益が38%減少したものの、売上高は32%増加し、過去最高を記録。2025年通期の投資額は24年並みの高水準を維持するとの見通しも明らかにしている。また、中国のスタートアップ企業(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発したことも改めて材料視された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(241/HK)が7.1%高、中国電子商取引(EC)最大手のアリババが6.7%高、電子機器受託製造サービス(EMS)の比亜迪電子(BYDエレクトロニック:285/HK)が6.2%高と上げが目立った。BYDエレクに関しては、自動車の比亜迪(BYD:1211/HK)が先進運転支援システム(ADAS)の導入を拡大する方針を示したことで、自動車事業の売上拡大が期待されている(BYDも6.1%高)。
セクター別では、半導体やクラウド関連が高い。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.4%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.4%、SMICが2.1%、万国数拠HD(9698/HK)が9.3%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が7.7%ずつ上昇した。
医療サービス関連の銘柄も物色される。阿里健康のほか、訊飛医療科技(2506/HK)が5.9%高、医渡科技(2158/HK)が3.0%高、京東健康(6618/HK)が2.7%高で引けた。騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)も出資する医渡科技については、自社開発のAIにDeepSeekのLLMを組み込むと発表したことを改めて好感。AIが医療テクノロジーを進化させると期待された(テンセント株は2.2%高)。
半面、産金株はさえない。霊宝黄金(3330/HK)が3.3%、中国黄金国際資源(2099/HK)が3.1%、山東黄金鉱業(1787/HK)が2.2%、招金鉱業(1818/HK)が1.7%ずつ下落した。
他の個別株動向では、デリバリー事業部門を有する美団(3690/HK)が6.1%安。中国電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)がフードデリバリー事業に正式参入すると発表し、同事業の競争激化が警戒された(京東も2.2%値下がり)。
一方、本土マーケットは小幅に続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.01%安の3317.83ポイントで前場取引を終了した。自動車が安い。資源・素材、不動産、医薬も売られた。半面、銀行は高い。ハイテク、軍事関連も買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国ハイテク産業の成長期待が相場を押し上げる流れ。米アップルは阿里巴巴集団HD(アリババ9988/HK)と提携し、中国で販売するiPhoneの利用者向けに人工知能(AI)機能を搭載すると報じられた。ほか、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が公表した10〜12月期決算は純利益が38%減少したものの、売上高は32%増加し、過去最高を記録。2025年通期の投資額は24年並みの高水準を維持するとの見通しも明らかにしている。また、中国のスタートアップ企業(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発したことも改めて材料視された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(241/HK)が7.1%高、中国電子商取引(EC)最大手のアリババが6.7%高、電子機器受託製造サービス(EMS)の比亜迪電子(BYDエレクトロニック:285/HK)が6.2%高と上げが目立った。BYDエレクに関しては、自動車の比亜迪(BYD:1211/HK)が先進運転支援システム(ADAS)の導入を拡大する方針を示したことで、自動車事業の売上拡大が期待されている(BYDも6.1%高)。
セクター別では、半導体やクラウド関連が高い。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.4%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.4%、SMICが2.1%、万国数拠HD(9698/HK)が9.3%、金蝶国際軟件集団(268/HK)が7.7%ずつ上昇した。
医療サービス関連の銘柄も物色される。阿里健康のほか、訊飛医療科技(2506/HK)が5.9%高、医渡科技(2158/HK)が3.0%高、京東健康(6618/HK)が2.7%高で引けた。騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)も出資する医渡科技については、自社開発のAIにDeepSeekのLLMを組み込むと発表したことを改めて好感。AIが医療テクノロジーを進化させると期待された(テンセント株は2.2%高)。
半面、産金株はさえない。霊宝黄金(3330/HK)が3.3%、中国黄金国際資源(2099/HK)が3.1%、山東黄金鉱業(1787/HK)が2.2%、招金鉱業(1818/HK)が1.7%ずつ下落した。
他の個別株動向では、デリバリー事業部門を有する美団(3690/HK)が6.1%安。中国電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)がフードデリバリー事業に正式参入すると発表し、同事業の競争激化が警戒された(京東も2.2%値下がり)。
一方、本土マーケットは小幅に続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.01%安の3317.83ポイントで前場取引を終了した。自動車が安い。資源・素材、不動産、医薬も売られた。半面、銀行は高い。ハイテク、軍事関連も買われた。
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