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2025/02/28 11:14

本土株:上海総合は0.4%安で3日ぶり反落、上海B株は0.5%安 無料記事

 28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.14ポイント(0.36%)安の3375.92ポイントと3日ぶりに反落している。
 米国の対中関税強化が不安視される流れ。トランプ米大統領は27日、中国からの輸入品に対し、3月4日から更に10%の追加関税を課すと表明した。すでに米政権は、2月4日付で中国からの全輸入品に10%の追加関税を賦課しているため、あわせて20%の追加関税となる。また、2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)などがあす公表されることも気がかり材料となった。もっとも、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が高まっている。来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する予定だ。
 主要銘柄の値下がり率は、杭州鋼鉄(600126/SH)が5.6%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.8%、賽力斯集団(601127/SH)が2.3%、上海電気集団(601727/SH)が2.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.42ポイント(0.54%)安の261.82ポイント、深センB株指数が2.74ポイント(0.22%)安の1216.55ポイントで推移している。



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