27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.48ポイント（0.10％）安の3376.74ポイントと反落している。
　米高関税政策が不安視される流れ。トランプ米大統領は26日、欧州連合（EU）からの輸入品に対する25％の関税賦課を検討中で、近く発表する予定だと語った。世界経済が混乱すると危惧されている。ただ、下値は限定的。来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が開幕することもあり、中国の政策に対する期待感が高まっている。
　主要銘柄の値下がり率は、杭州鋼鉄（600126/SH）が4.8％、華勤技術（603296/SH）が2.3％、中国神華能源（601088/SH）が1.8％、中国工商銀行（601398/SH）が1.5％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント（0.24％）安の262.71ポイント、深センB株指数が0.26ポイント（0.02％）安の1220.30ポイントで推移している。


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