13日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.27ポイント（0.07％）安の3344.12ポイントと反落している。
　利食い売りが先行する流れ。上海総合指数は前日、昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。足元で上昇が目立っていたハイテク関連の銘柄が売りに押されている。米長期金利の上昇も逆風。昨夜の米債券市場では、1月の米消費者物価指数（CPI）が上振れたことを受け、米10年債利回りが1月後半の水準まで急上昇している。対米ドルの人民げ安も警戒される状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感などが相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、瑞芯微（603893/SH）が3.8％、華勤技術（603296/SH）が3.8％、上海宝信軟件（600845/SH）が3.0％、北京兆易創新科技（603986/SH）が2.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.80ポイント（0.30％）安の265.76ポイント、深センB株指数が1.78ポイント（0.15％）高の1209.91ポイントで推移している。


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