ハンセン指数 　 　 27671.24　 +15.43 +0.06％
中国本土株指数（旧H株指数） 10921.04 +12.47　 +0.11％
レッドチップ指数 4351.77 +7.85 +0.18％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続伸している。昨夜の米株高を好感した買いが先行（ナスダック指数は最高値更新）。中国政府の積極的な景気支援策により、新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化が和らぐと期待されている。一方、寄り付き直後に公表された2月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」（事実上の貸出基準金利）は、1年物が4.15％→4.05％、5年物が4.80％→4.75％に引き下げられた。市場ではそれぞれ10ベーシスポイント（bp）の引き下げが予想されていたこともあり、やや失望されている。指数はマイナス圏に沈む場面もあった。
　主要銘柄の値上がり率は、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー：1088/HK)が1.4％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が1.4％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が1.3％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.3％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が0.9％など。


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