ハンセン指数 　 　 　24779.68　 +352.49 +1.44％
中国本土株指数（旧H株指数） 9924.99 +166.36　 +1.70％
レッドチップ指数 3896.69 +140.12 +3.73％

　休場明け2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国景気の持ち直しが期待される流れ。国家統計局などが6月30日に公表した6月の製造業PMIが予想を上回ったことに続き、1日発表された民間集計の6月・財新中国製造業PMIも事前予想に反し、前月から大幅に上昇した。また、中国人民銀行（中央銀行）が1日、再貸出・再割引金利を引き下げたことも好感されている。
　一方、香港では返還記念日の1日、「香港国家安全維持法」違反で初の逮捕者が出た。同法は6月30日夜11時に施行されたばかり。現時点で相場に対する影響は限定的となっている。
　主要銘柄の値上がり率は、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が6.0％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が4.9％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が4.5％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が3.4％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が3.3％など。


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