2026/02/26 13:47
香港前場:ハンセン0.4%安で反落、上海総合は0.1%下落 
26日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比109.43ポイント(0.41%)安の26656.29ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が117.65ポイント(1.30%)安の8917.10ポイントと反落した。売買代金は1309億3520万香港ドルとなっている(25日前場は1222億7350万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の一部業界で、販売競争の激化懸念が再燃している。複数の自動車メーカーが今年に入り、「7年低金利ローン」などの販売促進キャンペーンを相次ぎ打ち出した。販売在庫も高水準。中国乗用車業界の在庫は、2026年1月末時点で全国357万台となり、前月比で8万台減少したが、前年同月比では58万台増加している。また、中国では来週3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する予定。追加経済対策などに対する期待感は続いているが、内容を見極めたいとするムードも漂っている。買い手控え要因として意識された。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。香港政府が25日、2026〜27年度の財政予算案を発表し、政府支出の拡大方針などを明らかにしたことがプラスだ。そのほか、人工知能(AI)用GPUで世界シェアトップのエヌビディアが決算を発表し、純利益が94%増の429億6000万米ドルと四半期ベースで過去最高を記録したことも好材料。AI産業の高成長が続くと期待されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が9.7%安、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(27/HK)が4.6%安、民営教育サービス事業者の新東方教育科技集団(9901/HK)が4.1%安と下げが目立った。
セクター別では、自動車が安い。中升のほか、理想汽車(2015/HK)が4.0%、小鵬汽車(9868/HK)が3.2%、奇瑞汽車(9973/HK)が2.3%、比亜迪(BYD:1211/HK)と賽力斯集団(9927/HK)がそろって2.1%ずつ下落した。
中国の保険・証券セクターも売られる。新華人寿保険(1336/HK)が4.0%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.6%安、中国人民保険集団(1339/HK)が3.4%安、国泰海通証券(2611/HK)が3.1%安、中州証券(1375/HK)が2.3%安で前場取引を終えた。
中国の不動産セクターもさえない。雅居楽集団HD(3383/HK)と世茂集団HD(813/HK)がそろって3.4%安、合景泰富地産HD(1813/HK)が3.1%安、建発国際投資集団(1908/HK)が2.1%安と値を下げた。前日は市況持ち直しの期待などで上昇が目立っていたものの、この日は売りにおされている。
半面、香港に拠点を置く銘柄群はしっかり。インフラ投資会社の長江基建集団(1038/HK)が5.5%、電力大手の電能実業(6/HK)が5.3%、財閥系コングロマリットの長江和記実業(1/HK)が3.8%、域内大手行の中銀香港(2388/HK)が3.1%、不動産デベロッパーの新鴻基地産発展(16/HK)が2.9%ずつ上昇した。長江基建と電能実業については、両社を含むグループで共同保有する英国の配電会社UK Power Networks(UKパワー・ネットワークス)の株式100%を売却すると発表したことも支援材料。売却収入を新たな投資や買収機会の模索に充てる方針と伝わった。
AI関連の銘柄も物色される。技術開発の滴普科技(1384/HK)が4.5%高、MiniMax(100/HK)が3.2%高、北京智譜華章科技(2513/HK)が1.1%高。ほか、AI推論向けチップの愛芯元智半導体(600/HK)が2.7%高と値を上げた。
本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08%安の4144.08ポイントで前場の取引を終了した。不動産が安い。自動車、消費関連、金融、医薬、エネルギーなども売られた。半面、ハイテクは高い。公益、宇宙・軍需産業、電設、鉄鋼も買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の一部業界で、販売競争の激化懸念が再燃している。複数の自動車メーカーが今年に入り、「7年低金利ローン」などの販売促進キャンペーンを相次ぎ打ち出した。販売在庫も高水準。中国乗用車業界の在庫は、2026年1月末時点で全国357万台となり、前月比で8万台減少したが、前年同月比では58万台増加している。また、中国では来週3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する予定。追加経済対策などに対する期待感は続いているが、内容を見極めたいとするムードも漂っている。買い手控え要因として意識された。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。香港政府が25日、2026〜27年度の財政予算案を発表し、政府支出の拡大方針などを明らかにしたことがプラスだ。そのほか、人工知能(AI)用GPUで世界シェアトップのエヌビディアが決算を発表し、純利益が94%増の429億6000万米ドルと四半期ベースで過去最高を記録したことも好材料。AI産業の高成長が続くと期待されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が9.7%安、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(27/HK)が4.6%安、民営教育サービス事業者の新東方教育科技集団(9901/HK)が4.1%安と下げが目立った。
セクター別では、自動車が安い。中升のほか、理想汽車(2015/HK)が4.0%、小鵬汽車(9868/HK)が3.2%、奇瑞汽車(9973/HK)が2.3%、比亜迪(BYD:1211/HK)と賽力斯集団(9927/HK)がそろって2.1%ずつ下落した。
中国の保険・証券セクターも売られる。新華人寿保険(1336/HK)が4.0%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.6%安、中国人民保険集団(1339/HK)が3.4%安、国泰海通証券(2611/HK)が3.1%安、中州証券(1375/HK)が2.3%安で前場取引を終えた。
中国の不動産セクターもさえない。雅居楽集団HD(3383/HK)と世茂集団HD(813/HK)がそろって3.4%安、合景泰富地産HD(1813/HK)が3.1%安、建発国際投資集団(1908/HK)が2.1%安と値を下げた。前日は市況持ち直しの期待などで上昇が目立っていたものの、この日は売りにおされている。
半面、香港に拠点を置く銘柄群はしっかり。インフラ投資会社の長江基建集団(1038/HK)が5.5%、電力大手の電能実業(6/HK)が5.3%、財閥系コングロマリットの長江和記実業(1/HK)が3.8%、域内大手行の中銀香港(2388/HK)が3.1%、不動産デベロッパーの新鴻基地産発展(16/HK)が2.9%ずつ上昇した。長江基建と電能実業については、両社を含むグループで共同保有する英国の配電会社UK Power Networks(UKパワー・ネットワークス)の株式100%を売却すると発表したことも支援材料。売却収入を新たな投資や買収機会の模索に充てる方針と伝わった。
AI関連の銘柄も物色される。技術開発の滴普科技(1384/HK)が4.5%高、MiniMax(100/HK)が3.2%高、北京智譜華章科技(2513/HK)が1.1%高。ほか、AI推論向けチップの愛芯元智半導体(600/HK)が2.7%高と値を上げた。
本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08%安の4144.08ポイントで前場の取引を終了した。不動産が安い。自動車、消費関連、金融、医薬、エネルギーなども売られた。半面、ハイテクは高い。公益、宇宙・軍需産業、電設、鉄鋼も買われた。
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