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2026/02/26 16:31

中国大引:上海総合0.01%安で3日ぶり小反落、科創板は0.85%上昇 無料記事

 26日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比0.60ポイント(0.01%)安の4146.63ポイントと3日ぶりに小反落した。
 様子見ムードが漂う流れ。中国では来週3月5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。追加経済対策などに対する期待感は続いているが、内容を見極めたいとするスタンスも強まる状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。人民元高の進行などが追い風だ。26日の上海外国為替市場では、対米ドルの人民元が2023年3月以来の元高水準を付けている。海外マネーの還流も期待された。そのほか、人工知能(AI)用GPUで世界シェアトップのエヌビディアが決算を発表し、純利益が94%増の429億6000万米ドルと四半期ベースで過去最高を記録したことも好材料。中国のハイテク銘柄にとっても追い風となった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、自動車の下げが目立つ。賽力斯集団(601127/SH)が2.8%安、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が2.7%安、北汽福田汽車(600166/SH)が1.8%安、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が1.3%安で引けた。販売競争の激化懸念が再燃。複数の自動車メーカーが今年に入り、「7年低金利ローン」などの販売促進キャンペーンを相次ぎ打ち出した。
 不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が5.0%、中華企業(600675/SH)が3.7%、新城控股集団(601155/SH)が3.6%、保利発展控股集団(600048/SH)が2.7%、緑地HD(600606/SH)が2.3%ずつ下落した。
 金融株もさえない。中国農業銀行(601288/SH)が1.4%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.3%安、中国人寿保険(601628/SH)と中国平安保険(601318/SH)がそろって2.4%安、国泰海通証券(601211/SH)が2.1%安、中信証券(600030/SH)が1.3%安と値を下げている。資源・素材株、医薬株、消費関連株なども売られた。
 半面、ハイテク株は物色される。光ファイバー・ケーブルの江蘇亨通光電(600487/SH)が10.0%(ストップ)高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.5%高、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が4.4%高、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が3.9%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.8%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、国産アーキテクチャーCPU(中央演算処理装置)の海光信息技術(688041/SH)が2.5%高。通期業績の32%増益が材料視されている。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.85%逆行高した。そのほか、宇宙・軍需産業株、電設株、公益株、運輸株も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.46ポイント(0.17%)高の268.75ポイント、深センB株指数が5.60ポイント(0.45%)安の1235.52ポイントで終了した。


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