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2026/01/05 13:27

香港前場:ハンセン0.1%安で反落、上海総合は1.1%上昇 無料記事

 週明け5日前場の香港マーケットは、主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比21.92ポイント(0.08%)安の26316.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が17.40ポイント(0.19%)安の9151.59ポイントと反落した。売買代金は1555億1510万香港ドルに拡大している(2日前場は768億6920万香港ドル)。
 投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。地政学リスクが重しとなっている。トランプ米大統領は3日、反米左派政権が率いる原油埋蔵量世界一のベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領夫妻を拘束したことを明らかにした。同国産原油の大半を輸入する中国の外交部は4日、米国の覇権行為は国際法に著しく違反しているとして、深刻な懸念を表明し、大統領夫妻の即時解放を求めるとの報道官談話を発表している。
 ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が引き続き支えとなっている。また、ブローカー各社が2026年の香港株について軒並み強気な見通しを示したことや、正月連休明けの本土株が堅調なスタートを切ったことも好材料だ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が4.3%安、香港不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が4.1%安、石油生産大手の中国海洋石油(883/HK)が3.5%安と下げが目立った。石油株に関しては、原油供給動向の不透明感が売り材料視されている。
 セクター別では、自動車が安い。蔚来集団(9866/HK)が5.7%、長城汽車(2333/HK)が4.6%、小鵬汽車(9868/HK)が4.5%、奇瑞汽車(9973/HK)が3.9%ずつ下落した。
 中国の銀行セクターもさえない。中国農業銀行(1288/HK)が2.4%安、招商銀行(3968/HK)が2.3%安、中国工商銀行(1398/HK)と中信銀行(998/HK)がそろって1.6%安で前場取引を終えた。
 マカオ・カジノ株も売られる。美高梅中国HD(2282/HK)が4.5%安、新濠国際発展(200/HK)が4.0%安、銀河娯楽集団(27/HK)が2.7%安、金沙中国(1928/HK)と永利澳門(1128/HK)がそろって2.0%安で引けた。
 半面、中国の不動産セクターは高い。中国金茂HD(817/HK)が6.5%、龍湖集団HD(960/HK)が5.4%、遠洋集団HD(3377/HK)が4.0%、融創中国HD(1918/HK)が3.9%ずつ上昇した。
 医薬セクターも急伸。百済神州(6160/HK)と三生製薬(1530/HK)がそろって5.9%高、康希諾生物(6185/HK)が4.2%高、石薬集団(1093/HK)が4.0%高と値を上げた。
 本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.07%高の4011.45ポイントで前場の取引を終了した。ハイテクが高い。医薬、保険、軍需産業、消費、自動車、素材、インフラ建設なども買われた。半面、エネルギーは安い。運輸、銀行も売られた。


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