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2025/11/28 13:33

香港前場:ハンセン0.2%安で5日ぶり反落、上海総合0.2%上昇 無料記事

 28日前場の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比61.51ポイント(0.24%)安の25884.42ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が20.03ポイント(0.22%)安の9144.84ポイントと5日ぶりに反落した。売買代金は754億9580万香港ドルに縮小している(27日前場は1171億6990万香港ドル)。
 中国景気指標の発表を前に、買いが手控えられる流れ。中国では30日、国家統計局が11月の製造業PMIと非製造業PMIを公表する。最新の市場コンセンサスでは、製造業PMIが49.3(10月は49.0)、非製造業PMIが50.0(50.1)で着地する見通し。製造業PMIは前月から上向くとの予想だが、依然として景況判断の境目となる50を下回ることとなる。また、前日(27日)に国家統計局が報告した10月の工業企業利益は前年同月比で5.5%減少。9月の21.6%増から一転し、マイナス成長に沈んだ。
 ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が強まっている。2026年の経済政策を決める中央経済工作会議は、12月中旬ごろに開催される見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、医療・医薬関連の下げが目立つ。医薬品受託研究開発製造機関(CRDMO)の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が3.9%安、中枢神経疾患・がん治療薬主力の翰森製薬集団(3692/HK)が3.2%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が2.3%安で引けた。
 中国の不動産セクターも安い。合景泰富地産HD(1813/HK)が2.2%、中国海外発展(688/HK)が2.0%、華潤置地(1109/HK)と世茂集団HD(813/HK)がそろって1.3%ずつ下落した。デベロッパーの債務問題再燃が引き続き逆風となっている。
 保険セクターもさえない。中国人民保険集団(1339/HK)が2.3%安、AIAグループ(1299/HK)が1.8%安、中国人民財産保険(2328/HK)が1.2%安と新華人寿保険(1336/HK)がそろって1.2%安で前場取引を終えた。
 半面、ロボット関連の銘柄は逆行高。深セン市越疆科技(2432/HK)が6.6%、黒芝麻智能国際HD(2533/HK)が5.2%、深セン市優必選科技(9880/HK)が4.4%、寧波均勝電子(699/HK)が3.9%ずつ上昇した。ロボット産業の安定的な発展が期待される。中国当局は人型ロボット(ヒューマノイドロボット)産業の発展を支援する一方で、無秩序な市場参入を抑制する方針を示した。
 本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.21%高の3883.47ポイントで前場の取引を終了した。ハイテクが高い。素材、自動車、インフラ関連、証券、不動産なども買われた。半面、エネルギーは安い。銀行・保険、医薬、公益も売られた。

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