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2026/01/08 13:25

香港前場:ハンセン1.2%安で続落、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 8日前場の香港マーケットは、主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比322.23ポイント(1.22%)安の26136.72ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も103.99ポイント(1.14%)安の9034.76ポイントと続落した。売買代金は1306億4530万香港ドルに縮小している(7日前場は1485億7100万香港ドル)。
 指標発表前に買いが手控えられる流れ。米国では9日、金融政策の方向性を決める重要指標の一つ、12月の雇用統計が発表される。中国では週末から、12月の月次経済統計が相次ぎ発表される予定。あす9日に物価統計、来週14日に貿易統計、15日までに金融統計などだ。ベネズエラの石油利権などを巡る米中対立の警戒感がくすぶっていることもマイナス。トランプ米大統領は7日、「ベネズエラ暫定政権は米国が管理する新たな石油取引で得た資金について、アメリカ製品のみを購入する」との方針を示した。それより先、トランプ氏は6日、制裁下にある高品質の原油3000万〜5000万バレルを米国に引き渡すことになったと自身のSNSに投稿。中国は長年、ベネズエラに巨額投資し、同国が産出する石油の大半を輸入している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ:992/HK)が5.4%安、自動車ディーラー中国大手の中升集団HD(881/HK)が4.5%安、マカオ・カジノの金沙中国(1928/HK)が4.1%安と下げが目立った。
 セクター別では、中国の保険・証券が安い。中国人民財産保険(2328/HK)が3.0%、中国人民保険集団(1339/HK)が2.5%、中国人寿保険(2628/HK)が1.8%、華泰証券(6886/HK)が4.6%、中信証券(6030/HK)が4.2%ずつ下落した。
 消費セクターもさえない。レノボや中升のほか、マルチブランド化粧品の上海上美化妝品(2145/HK)が4.5%安、即席麺・飲料の康師傅HD(322/HK)が3.5%安、日用雑貨チェーンの名創優品集団(9896/HK)が3.3%安、茶飲料の奈雪的茶HD(2150/HK)が2.7%安、スポーツ用品の李寧(2331/HK)が1.9%安、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が1.7%安で引けた。
 半面、半導体セクターは高い。晶門半導体(2878/HK)が5.6%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.9%、華虹半導体(1347/HK)が3.2%、海壁仞科技(6082/HK)が2.4%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.2%ずつ上昇した。中国政府の国内産業支援スタンスが好感される。米メディアが7日報じたところによると、中国当局は今週、一部のテック企業に対し、エヌビディアの人工知能(AI)半導体「H200」の発注を停止するよう要請した。国内製AI半導体の購入を優先させる方針という。
 本土マーケットは小幅ながら5日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.09%高の4089.45ポイントで前場の取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、不動産、メディア・娯楽、医薬、公益なども買われた。半面、金融は安い。消費関連、自動車、運輸、非鉄・産金も売られた。


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