19日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.94ポイント（0.23％）安の2978.03ポイントと4日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.58ポイント（0.24％）安の239.73ポイント、深センB株指数が1.31ポイント（0.14％）安の948.04ポイントで推移している。
　業績懸念がくすぶる流れ。足もとでは、新型ウイルス感染拡大を背景に、1〜3月の収益落ち込みを予想する企業が相次いでいる。ただ、下値は限定的。中国の経済政策に対する期待感が高まっている。あす20日に公表される2月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」（事実上の貸出基準金利）に関しては、3カ月ぶりの引き下げが確実視される状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が8.8％、上海医薬集団（601607/SH）が2.1％、海爾智家（600690/SH）が1.2％、三六零安全科技（601360/SH）が1.2％、万華化学集団（600309/SH）が0.9％など。


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