2025/11/10 10:58
本土株:上海総合は0.1%高で反発、上海B株は0.4%高 
週明け10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.17ポイント(0.13%)高の4002.72ポイントと反発している。
投資家心理がやや上向く流れ。米中貿易戦争の休戦がプラスだ。米中両政府は10日午後(日本時間)、互いにかけた追加関税を引き下げる。そのほか、米国は中国船などに対する入港料の徴収も10日から1年間延期。中国はガリウムやゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の米向け禁輸措置を停止する。
ただ、上値は重い。中国経済動向が不透明だ。先週7日に公表された10月の貿易統計では、米ドル建て輸出が予想外のマイナスに落ち込んでいる。それより先に報告された月次の経済統計でも、中国景気の鈍化を示す内容が目立つ。一方、9日に公表された物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同期比プラス0.2%となり、9月のマイナス0.3%から上昇に転じた。ただ、デフレ圧力が弱まったとの判断は時期尚早との見方もある。
主要銘柄の値上がり率は、東方電気(600875/SH)が7.4%、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.9%、万華化学集団(600309/SH)が2.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.10ポイント(0.43%)高の258.47ポイント、深センB株指数が0.71ポイント(0.05%)高の1314.67ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家心理がやや上向く流れ。米中貿易戦争の休戦がプラスだ。米中両政府は10日午後(日本時間)、互いにかけた追加関税を引き下げる。そのほか、米国は中国船などに対する入港料の徴収も10日から1年間延期。中国はガリウムやゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の米向け禁輸措置を停止する。
ただ、上値は重い。中国経済動向が不透明だ。先週7日に公表された10月の貿易統計では、米ドル建て輸出が予想外のマイナスに落ち込んでいる。それより先に報告された月次の経済統計でも、中国景気の鈍化を示す内容が目立つ。一方、9日に公表された物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同期比プラス0.2%となり、9月のマイナス0.3%から上昇に転じた。ただ、デフレ圧力が弱まったとの判断は時期尚早との見方もある。
主要銘柄の値上がり率は、東方電気(600875/SH)が7.4%、北京兆易創新科技(603986/SH)が3.9%、万華化学集団(600309/SH)が2.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.10ポイント(0.43%)高の258.47ポイント、深センB株指数が0.71ポイント(0.05%)高の1314.67ポイントで推移している。
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