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2026/01/02 13:26 NEW!!

香港前場:ハンセン2.2%高で反発、本土は休場 無料記事

 新年初商いとなる2日前場の香港マーケットは、主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比559.25ポイント(2.18%)高の26189.79ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が201.49ポイント(2.26%)高の9115.17ポイントと反発した。売買代金は768億6920万香港ドルとなっている(半日商いの12月31日は1189億6590万香港ドル)。
 中国の政策期待が相場を支える流れ。今年は第15次5カ年計画の初年度に当たるため、当局が景気支援のスタンスを強めると期待されている。金融政策に関しては、預金準備率や政策金利が1月にも引き下げられるとの観測が市場に広がる状況だ。また、中国国営メディアが12月31日に報じた習近平国家の年頭演説では、人工知能(AI)や半導体産業などの成果を強調し、国家発展が新しい段階に入ったと経済成長に自信を示している。ハイテク分野の産業支援が継続するとの見方で、関連銘柄に買いが先行した。指数は徐々に上げ幅を広げている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が7.5%高、中国オンラインゲーム大手の網易(ネットイース:9999/HK)が5.9%高、民営教育サービス事業者の新東方教育科技集団(9901/HK)が5.1%高と上げが目立った。百度については、AIチップ部門「昆侖芯」の分離上場計画が進んだことを材料視している。
 セクター別では、半導体が高い。華虹半導体(1347/HK)が9.9%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.9%、晶門半導体(2878/HK)が4.7%、ASMPT(522/HK)が3.8%ずつ上昇した。華虹半導体に関しては、上海華力微電子有限公司(HLMC)の買収計画が進ちょくしたことが好感されている。今回の買収により、華虹半導体は12インチウエハーの生産能力が増強する見通しだ。そのほか、汎用グラフィックスプロセッサ(GPGPU)チップ製造の海壁仞科技(シャンハイ・ビレン・テクノロジー:6082/HK)が本日上場し、公募価格比72.9%高の33.88香港ドルで前場取引を終了。同社は“中国GPU四小龍”と呼ばれている。クラウドやAI技術関連の銘柄も買われた。
 医薬セクターも物色される。艾美疫苗(6660/HK)が7.2%高、四環医薬HD集団(460/HK)が4.1%高、江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が3.6%高、中国生物製薬(1177/HK)が2.6%高と値を上げた。昨年の中国製薬業界を巡っては、複数の会社が新薬開発で大型のライセンス契約を結んでいる。世界的なプレゼンスを高める中、業績の向上も期待された。
 半面、自動運転やライダー(LiDAR)などスマートドライブ関連はさえない。深セン佑駕創新科技(2431/HK)が1.6%、小馬智行(ポニーAI:2026/HK)が1.4%、知行汽車科技(蘇州)(1274/HK)が1.3%、図達通(2665/HK)が1.6%ずつ下落した。
 一方、本土市場は正月連休できょう2日も休場となっている(週明け5日より取引再開)。


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