25日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比51.50ポイント（1.89％）高の2773.94ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が4.67ポイント（2.15％）高の221.96ポイント、深センB株指数が14.94ポイント（1.86％）高の818.90ポイントで推移している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。新型コロナウイルス感染拡大が中国で収束に向かうなか、経済活動の早期正常化が見込まれている。また、世界各国の経済対策も期待された。ムニューシン米財務長官は24日、主要7カ国（G7）の財務相・中銀総裁による電話会議を開き、新型コロナウイルスまん延による世界的なリセッション（景気後退）を回避するため、「必要なあらゆることを行う」との共同声明を発表している。
　主要銘柄の値上がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が4.8％、中信建投証券(601066/SH)が3.8％、招商銀行（600036/SH)が3.4％、安徽海螺セメント(600585/SH）が3.4％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が3.2％、中国平安保険（601318/SH）が2.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.4％など。



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