4日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比4.95ポイント（0.17％）高の2935.10ポイントと3日続伸している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.19ポイント（0.07％）安の266.05ポイント、深センB株指数が0.14ポイント（0.01％）安の943.78ポイントで推移している。
　景気支援策を期待した買いが続く。米中貿易摩擦の長期化による景気減速懸念がくすぶるなか、当局は一段の景気テコ入れ策を打ち出すとの思惑が高まっている。金融緩和の期待も浮上。中国メディアは4日、資金流動性を高めるため、人民銀が中期貸出制度（MLF）の金利を9月中に引き下げる可能性があるとアナリストの話を引用して報じた。
　主要銘柄の値上がり率は、中国鉄建（601186/SH）が3.0％、安徽海螺セメント(600585/SH）が2.0％、中国建築(601668/SH)が1.1％、中国人寿保険（601628/SH）が1.0％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.0％など。


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