24日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比15.76ポイント（0.48％）安の3263.95ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.42ポイント（0.57％）安の248.62ポイント、深センB株指数が1.64ポイント（0.17％）安の941.67ポイントで推移している。
　外部環境の不透明感を嫌気。米景気の先行き不安が再び意識された。米ボストン地区連銀総裁は23日、秋以降に新型コロナウイルス感染が再拡大し、追加経済対策で議会が合意できなかった場合、年末に向かい信用不安が一段と高まる恐れがあるとの見解を示している。また、パウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長は同日、新型コロナウイルス対策に関する米下院の議会証言で、前日の証言と同様に「景気回復には程遠い状況」だと説明した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国長江電力（600900/SH）が3.3％、華域汽車(600741/SH)が2.2％、上海復星医薬集団（600196/SH）が1.7％、三安光電(600703/SH)が1.3％、上海汽車集団(600104/SH)が1.2％など。


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