17日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時42分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.35ポイント（0.05％）高の2933.09ポイントと続伸している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.23ポイント（0.11％）安の209.05ポイント、深センB株指数が2.90ポイント（0.34％）安の862.50ポイントで推移している。　
　各国中銀の金融支援スタンスがプラス。米連邦準備委員会（FRB）や日本銀行（中央銀行）が金融緩和を拡大したことに続き、イングランド銀行（中央銀行）が18日に開く金融政策委員会では、資産買い入れ枠が大幅に上積みされる見通しとなっている。中国に関しても、財政部が15日、総額1000億人民元（約1兆5200億円）規模の特別国債を発行すると通知した。北京市で新型コロナウイルス感染者が再び増加に転じ、市政府が警戒レベルを2番目に高い水準に引き上げたことなどを嫌気した売りが先行したものの、指数はほどなくプラスに転じている。
　主要銘柄の値上がり率は、上海復星医薬集団（600196/SH）が3.0％、国投資本（600061/SH）が1.9％、用友網絡科技（600588/SH）が1.7％、海爾智家（600690/SH)が1.5％、三安光電(600703/SH)が1.2％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.1％など。


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