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2019/12/31 10:55

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株も0.1%安 無料記事

 31日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.85ポイント(0.09%)安の3037.17ポイントと反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.07ポイント(0.03%)高の256.43ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.13%)安の955.91ポイントで推移している。
 中国指標の内容を嫌気。寄り付き前に公表された今年12月の製造業PMIは、予想をやや上回り前月水準を維持したものの、同月の非製造業PMIは予想以上に前月から低下した。
 もっとも、下値は限定的。米中貿易摩擦の緩和期待が強まっている。対中強硬派として知られるナバロ米大統領補佐官(通商担当)は30日、初期段階での米中通商合意は完了しているとして、「第1段階の通商合意書」は署名式が間もなく行われるとの見通しを示した。これに先立ち香港英字紙は、「中国の劉鶴副首相は来年1月4日から米国を訪問し、通商合意の文書に署名する予定」と関係者の話として報じている。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が1.4%、中信建投証券(601066/SH)が1.4%、中国太平洋保険(601601/SH)が1.2%、金宇生物技術(600201/SH)が1.1%、江西銅業(600362/SH)が1.0%など。




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