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2020/09/15 10:47

小幅続伸、ハンセンは51ポイント高 無料記事

ハンセン指数      24690.79  +50.51 +0.20%
中国本土株指数(旧H株指数) 9808.69 +2.05 +0.02%
レッドチップ指数 3796.14 -7.26 -0.19%

 15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続伸している。内外環境が改善。昨夜の米株市場で、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が3日ぶりに反発したことを好感した。米市場では、大型M&A(合併・買収)や事業提携、新型コロナウイルスのワクチン開発前進などのニュースが相次いでいる。また、中国でもワクチン実用化の期待が高まる状況。人民日報系の環球時報は朝方、最終段階の臨床試験(治験)に入ったワクチン候補に関し、早ければ11月にも一般市民に供給できる可能性があるとツイッター投稿した。ただ、上値は重い。中国では本日の取引時間中(日本時間11時ごろ)に、8月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表される。総じて前月からの改善が見込まれているものの、内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。
 主要銘柄の値上がり率は、AIAグループ(1299/HK)が1.5%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.4%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.3%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が1.2%、申洲国際集団HD(2313/HK)が1.2%など。


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