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2019/09/02 10:41

反落、ハンセンは76ポイント安 無料記事

ハンセン指数     25648.83  -75.90 -0.30%
中国本土株指数(旧H株指数) 10082.11 -1.09  -0.01%
レッドチップ指数 4144.79 -11.09 -0.27%

 週明け2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。米中通商摩擦の激化を懸念。トランプ米政権は9月1日、予定通り約1100億米ドル相当の中国製品に対する追加関税を発動した。中国側も即座に対抗措置を打ち出している。米中通商協議の進展期待も後退。トランプ米大統領は閣僚級米中協議の9月開催に意欲を示しているが、米中で関税の応酬に歯止めがかからないなか、中国側が応じるかは不明だ。
 香港情勢も不透明。政府への抗議行動が続く香港で1日、デモ隊が再び空港に押しかけ、警官隊と衝突した。また、マカオでは8月のカジノ売上高が2カ月連続で減少。一部メディアはカジノ売上高の落ち込みについて、香港を経由してマカオを訪れる本土旅客が減少した可能性を指摘している。
 主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が3.5%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.5%、中電HD(CLPホールディングス:2/HK)が2.2%、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス:1113/HK)が2.0%、信和置業(サイノランド:83/HK)が1.8%など。


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