3日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数は前日比30.63ポイント（0.99％）高の3121.20ポイントと4日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.74ポイント（0.79％）高の221.24ポイント、深センB株指数が0.04ポイント（0.05％）安の891.74ポイントで推移している。
　投資家のリスク選好が高まる流れ。足もとで公表された景況感指数が上振れたことや、金融当局が緩和スタンスを強めていることが引き続き材料視されている。また、複数の業種で経営状況に改善がみられることも買い安心感につながった。
　個別では、中信建投証券(601066/SH)が7.7％高と急伸。中信証券（600030/SH）との合併観測が浮上した。中信証券株も4.0％高と上昇している。
　ほか、主要銘柄の値上がり率は、緑地控股（600606/SH）が8.6％、中国人寿保険（601628/SH）が3.9％、中国神華能源（601088/SH）が2.3％、招商銀行（600036/SH)が2.2％、上海汽車集団(600104/SH)が2.2％、中国建築(601668/SH)が1.8％など。


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