5日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比23.19ポイント（0.78％）高の2980.60ポイントと4日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が2.10ポイント（0.79％）高の268.96ポイント、深センB株指数が1.28ポイント（0.14％）高の947.22ポイントで推移している。
　中国の政策に期待感。中国国務院は4日夜、景気支援のため、「時宜を得た方法」による預金準備率の引き下げを求めるとの見解を明らかにした。また、地方債の発行を加速させ、各種インフラ建設プロジェクトにを通じた内需拡大を図る方針も示している。人民元安の警戒感も薄れる状況。中国人民銀行（中央銀行）は5日朝方、人民元の対米ドル基準値を2日続けて元高方向へと設定した。
　主要銘柄の値上がり率は、恒生電子（600570/SH）が4.5％、中国鉄建（601186/SH）が4.1％、中信証券（600030/SH）が3.6％、三一重工(600031/SH)が2.8％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.6％、上海汽車集団(600104/SH)が1.3％など。+


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