ハンセン指数 　 　 26097.86　 -12.45 -0.05％
中国本土株指数（旧H株指数） 10231.72 +10.74　 +0.11％
レッドチップ指数 4164.11 -3.66 -0.09％

　4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。香港情勢の不透明感が重し。警察の実弾発砲で一時重体だったデモ参加の男子高校生に対し、香港当局は3日、暴動罪などで起訴すると発表した。また、香港政府は4日にも、デモ参加者がマスクやヘルメットを着用することを禁じる「覆面禁止法」の制定を発表する見通し。市場関係者の間では、「かえって政府・警察と民主派の対立をあおる」との見方も出ている。もっとも、下値は限定的。米中通商問題に対する悲観論がひとまず後退したことや、米中で景気テコ入れ期待が強まっていることを好感している。指数はプラス圏で寄り付いた。
　主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.8％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が1.2％、香港鉄路(MTR：66/HK)が1.0％、長江基建集団(長江インフラ：1038/HK)が0.8％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が0.8％、中電HD(CLPホールディングス：2/HK)が0.8％など。


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