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2020/07/31 10:57

本土株:上海総合は0.3%高で反発、深センB株は0.1%高 無料記事

 31日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比11.20ポイント(0.34%)高の3298.02ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.10ポイント(0.04%)安の237.49ポイント、深センB株指数が0.73ポイント(0.08%)高の921.84ポイントで推移している。
 政策期待が高まる流れ。中国国営メディアが30日に報じたところによれば、習近平国家主席は「内需と経済を刺激する改革推進に力を入れる」よう呼びかけた。また、同日に開かれた中国共産党の中央政治局会議では、20年下半期の政策運営方針が確認されている。うち財政政策に関しては、「より積極的で効果的なものとし、実効性を重視する」とした。同会議では、第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を10月に北京で開くことも決定している。
 なお、朝方公表された7月の中国経済指標では、製造業PMIが上振れる半面、非製造業PMIは下振れた。相場に与える影響は限定的なものにとどまっている。
 主要銘柄の値上がり率は、中国中免(旧社名、国旅:601888/SH)が3.6%、万華化学集団(600309/SH)が2.2%、薬明康徳(603259/SH)が1.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%、海天味業(603288/SH)が1.3%など。


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