10日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比24.30ポイント（0.75％）高の3278.93ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が2.33ポイント（0.95％）高の248.98ポイント、深センB株指数が5.89ポイント（0.63％）高の944.92ポイントで推移している。
　中国の政策に期待感。中国の国営テレビは9日、「政府は景気回復に向け、消費を下支えする方針」と伝えた。昨日の上海総合指数は急落し、約1カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、自律反発狙いの買いも先行している。
　主要銘柄の値上がり率は、保利地産(600048/SH)が3.8％、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.5％、中国中免（旧社名、国旅:601888/SH）が2.0％、中国人寿保険（601628/SH）が1.4％、万華化学集団（600309/SH）が1.4％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.2％など。


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