ハンセン指数 　 　 　23725.96　 -224.73 -0.94％
中国本土株指数（旧H株指数） 9587.02 -53.40　-0.55％
レッドチップ指数 3711.95 -32.80 -0.88％

　22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。世界株安の連鎖を警戒。新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が再燃する中、欧州市場の主要株価指数が軒並み急落し、米株市場でも売りが継続したことを嫌気した。また、中国のショート動画投稿アプリ「TikTok（ティックトック）」の米国事業を巡る不透明感が再び強まったことも不安材料となっている。
　個別では、金融大手グループのHSBC（5/HK）が3.2％安と続落。取引を制限・禁止する「中国版エンティティリスト」に第1陣として組み入れられるとの観測や、資金洗浄（マネーロンダリング）に関与していたと報道されたことが売り材料視されている。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA：19/HK)が3.8％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が3.6％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.9％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が2.4％など。


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