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2019/09/16 10:53

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株は0.3%高 無料記事

 連休明け16日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比3.21ポイント(0.11%)高の3034.45ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.83ポイント(0.30%)高の275.60ポイント、深センB株指数が0.05ポイント(0.01%)高の961.08ポイントで推移している。
 原油高が追い風。サウジアラビアで14日、石油施設2カ所がドローン攻撃により炎上し、同国の石油日産能力の半分が生産を停止するなか、原油先物は急騰している。エネルギー関連に買いが先行した。
 米中対立の改善期待も支え。貿易摩擦を巡り、両国が歩み寄りをみせるなか、通商協議も進展すると予測されている。中国国営メディアによると、10月上旬にワシントンで開催される閣僚級の米中通商協議に先立ち、事務レベルの会合が今週開催される予定だ。また、10月1日の国慶節(建国70週年)を間近に控え、当局による相場安定策の思惑も強まっている。
 主要銘柄の値上がり率は、中海油田服務(601808/SH)が5.4%、中国石油天然気(601857/SH)が4.5%、中国石油化工(600028/SH)が3.3%、長城汽車(601633/SH)が1.9%、万華化学集団(600309/SH)が1.8%など。


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