ハンセン指数 　 　 　24445.60　 -178.74 -0.73％
中国本土株指数（旧H株指数） 9753.71 -76.68　-0.78％
レッドチップ指数 3785.50 -40.80 -1.07％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米ハイテク株安を嫌気した売りが先行。昨夜の米株市場では、ナスダック指数が4.1％安と3日続落し、今月2日に付けた高値からの下落率が「調整局面入り」とされる10％を超えた。米中対立の警戒感も一段と高まる状況。環球時報の編集長は8日、「台湾を訪問した米高官やつながりのある米企業に対し、中国政府は制裁を科す」方針だと明らかにした。また、トランプ米政権は8日、新疆ウイグル自治区のウイグル族を抑圧しているとして、同地域の一部企業から製品を輸入することを禁止すると発表している。
　主要銘柄の値下がり率は、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が2.9％、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA：19/HK)が2.8％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が2.3％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.1％、小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)が1.8％など。


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