ハンセン指数 　 　 26778.78　 +329.65 +1.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 10445.53 +120.44　 +1.17％
レッドチップ指数 4176.97 +49.16 +1.19％

　31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国景気の過度な減速懸念が後退。国家統計局などが朝方公表した1月経済指標では、製造業PMIが予想通りだったうえで、非製造業PMIは予想に反し前月から上向いた。一方、世界保健機構（WHO）は昨夜、中国発の新型コロナウイルス肺炎について、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したものの、「ヒトとモノの移動を制限しない」と指摘。経済活動が混乱するとの警戒感もやや薄らぐ状況だ。
　主要銘柄の値上がり率は、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が4.4％、申洲国際集団HD(2313/HK)が3.3％、舜宇光学科技(2382/HK)が3.0％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が2.3％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.3％など。
　なお、本土市場は引き続き本日まで春節休場。取引再開は週明け2月3日となる。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。