週明け31日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比21.31ポイント（0.63％）高の3425.12ポイントと3日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.50ポイント（0.60％）高の252.23ポイント、深センB株指数が0.62ポイント（0.06％）安の955.57ポイントで推移している。
　中国景気の持ち直しが意識される流れ。寄り付き前に公表された経済指標では、8月の製造業PMIが51.0となり、小幅ながら前月（51.1）から低下したものの、景況判断の境目となる50は6カ月連続で上回った。また、同月の非製造業PMIは54.2に上振れし、2年7カ月ぶりの高い水準を回復している。
　主要銘柄の値上がり率は、青島ビール(600600/SH）が5.9％、三一重工（600031/SH）が3.5％、内蒙古伊利実業(600887/SH)が3.4％、中国神華能源（601088/SH）が2.3％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が2.1％、中信証券（600030/SH）が1.3％、招商銀行（600036/SH)が1.1％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。